
先生というよりも、憧れの先輩のひとりとして
講師と接することで、得られるものがたくさんあります。


TSUYOSHI NONAKA野中 剛先生
東京デザイナー学院(現 東京デザイナー・アカデミー)工業デザイン科卒。1987年にバンダイ入社。特撮ヒーローなどのなりきり玩具や合体ロボットを数多く手掛ける。97年にはオトナ向け玩具のさきがけとなる『超合金魂』を企画・開発する。2014年に独立、フリーランスとして活躍中。最近作は『グリッドマン ユニバース』など。
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東京藝術大学大学院美術研究科卒業後、同大学総合芸術アーカイブセンター特任助教、東京国立博物館客員研究員を経て、2016年より本校非常勤講師。 ガチャシリーズ「石膏デッサン入門」の原型をはじめ、多数の有名な原型を手がけるフリーランス原型師、彫刻家。
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東京デザイナー学院(現 東京デザイナー・アカデミー)プロダクトデザイン科アクセサリーデザイン専攻卒業。アクセサリー会社、建築設備会社など経て、模型雑誌「モデルグラフィックス」誌でライターとしてデビュー。ネロブースが有名な株式会社ガットワークスを設立し、同社代表取締役。
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宝仙学園短期大学美術デザインコース卒業。キャラクターグッズ会社に勤務しながらフィギュア教室「模型塾」にてフィギュア&ガレージキット造形の基礎を学ぶ。ワンダーショウケース第30期#079に選出される。フリーランスデザイナー、原型師。


ワンダー
フェスティバル
年2回、2月と7月に開催される『ワンダーフェスティバル(略称・ワンフェス)』。
毎年、約10万人が来場するガレージキットの大イベントです。
フィギュアデザイン学科では、このイベントに作品を出品することを軸に授業が進められます。
なぜなら、学科内で作品を製作し、講師の評価を受けるだけでは"やらされている"感を抱えた状態で2年間という大切な時間が終わってしまうからです。
その点、ワンフェス出品を一つの到達点として作品を手掛けていくことで、知識も技術も学ぶ意識が高まります。
ただ、私たちはそれだけがゴール地点だとは考えていません。
最終的に、学生たちに身につけてほしいのはフィギュア業界で長く活躍していくための実力です。
そのために2年間をかけて、基礎から実践へと授業をステップアップしていきます。
- 1年前期
- フィギュア製作の基礎となる人体の構造を理解することから始まります。 時間制限付きのクロッキー、粘土などの素材を使って立体的に人体を作る彫刻、塗装、型取りといったアナログな授業を中心に、基礎を徹底的に身につけていきます。

- 1年後期
- ZBrushなど3DCGソフトを操作して、前期に学んだ人体の構造をより深く理解していきます。 この1年間を通して、学生たちに見出してほしいのは自分のやりたいことの方向性です。「3Dの仕事を目指そう」「手作りの仕事をしていこう」「塗装専門のフィニッシャーになりたい」など。

- 2年
- 自分で決めた方向性を意識しながら版権ものを中心にオリジナル作品も製作していきます。 就職活動と自分の方向性に合った作品の質を上げていきます。

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デカールプリンター
パソコンで制作をしたフィギュアの瞳や、プラモデル用のマークや文字を印刷できます。色鮮やかで、耐久性の高いデカール印刷が可能な、高性能デカールプリンターです。
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真空脱泡器
クオリティーの高いフィギュアや、ガレージキットなどの複製ができます。機器内で真空状態を作り、より複雑で、高品質で、綺麗な仕上がりの量産品を作り出せます。
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ネロブース(塗装)
学生が自分のタイミングで使用できるように、26台設置されているネロブース。シンナーを乾燥させて粒子にすることで臭いを消す、業界で一番人気の塗装ブースです。
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3Dスキャナー
例えば、ラフなフィギュアを作り、360度のカメラで撮ったデータをPCに取り込めます。そのうえで、3DソフトZBrushを使って最終的な形に仕上げることができます。
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3Dプリンター
業界で最も高い評価を受ける3Dプリンター・Form3を導入しています。フィギュアを出力するのに最適なプリンターなので、作品の品質をプロレベルに引き上げます。
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ハイスペックPC&液晶タブレット
3DCGの制作作業を難なくこなすハイスペックPCとモニターに直接ペンで描ける液晶タブレットを使って、自分のアイデアを形にしていくことができます。
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デッサン室
人体の構造を知るために行うクロッキーや彫刻。モデルを招き、アナログで形を作っていくことはフィギュアを作るための基礎になります。
フィギュアデザイン学科の就職サポートは企業を知るところから始まります。
多くの学校イベントを通して、本人の将来につながるフェーズまで導いていきます。
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01
業界EXPO
1年次の11月に行われる
業界EXPO こちらは様々な企業を招いた合同企業説明会です。
説明だけではなく、プロの方から作品講評もしていただけます。 -
02
デザイナーズ
オーディション2年次の春に開催される
デザイナーズオーディション このイベントでは100社以上の企業が来場し、
学生たちのポートフォリオを見ながらスカウトを行います。
さらにこれらのイベント以外にも、学科と就職課のスタッフが個人面談を行い、
情報を共有しながら個別にサポートを行う等、
限られた2年間でしっかり学生と就職をつなぐ体制を構築しています。
- 株式会社バンダイ
- 株式会社グッドスマイルカンパニー
- 株式会社コーエーテクモホールディングス
- 株式会社クレーネル
- 株式会社サウザンド
- 式会社 新居興業
- 株式会社まんだらけ
- 株式会社ウッドベル工業
- 株式会社丸昌
- 株式会社スパロー
- 株式会社ワンダフルワークス
- 株式会社ケーツーブレインズ
- 株式会社NEQ
- 株式会社ラッキーワイド
- 株式会社SOOTANG HOBBY
- 株式会社ユニーク
- 株式会社アートスピリッツ
- 株式会社ピンポイント
- 株式会社ニッケン
- 株式会社En craft
- 株式会社 壽 屋
- 株式会社タカラトミー
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 株式会社ケーツー
- 株式会社プライム1スタジオ
- 株式会社松田モデル
- 株式会社ベルファイン
- 他多数
ポートフォリオから内定のチャンス!?
作品紹介サイト「Pando」では、広く世界に向けて学生たちの作品(ポートフォリオ)をアピールすることができます。「Pando」を通じた企業からのスカウトも多く、ここから採用内定に繋がった事例も多々あります。

その他、幅広いジャンルの作品も展示中ですのでオープンキャンパスにてご覧ください。
































