2024/09/03
インテリアコーディネーターの仕事とは?
オシャレ、落ち着く、魅力的...居心地の良い空間を作り上げる

室内設備や家具、照明、壁紙といった内装を組み合わせて、理想の空間を創り上げる、それがインテリアコーディネーターの仕事です。
例えば数あるインテリア商品を組み合わせながら、図面やカタログ、立体モデル、さらには3DやVRなどを使って細部の調整を行い、完成のイメージを創り上げていきます。
センスやトレンドの把握が求められる仕事である一方、依頼主のニーズや空間の目的などを理解して具現化させる能力や、内装工事や家具の手配など納期に遅れがないように進行管理していくスキルも欠かせません。
個人宅のインテリアコーディネートに加え、企業や公共施設、商業施設、さらには映画や雑誌の撮影現場、舞台美術などを手掛けることもあります。
インテリアが好きな人にとっては憧れの職業のひとつといえるでしょう。
インテリアコーディネーターになるには?
インテリアコーディネーターになるには、大学や専門学校で建築やインテリアの分野を専攻することが望まれます。
大学なら建築系やデザイン系の学部・学科で学び、専門知識だけでなく各種教養や、研究などを4年間で幅広く身につけます。
それに対して専門学校の場合は、2年間という短期間でインテリアの知識やスキルを実践的・集中的に習得することができます。産学連携や学内のオリジナルコンテストなどで力を身につけ、いち早く社会で活躍したい人にとって最短ルートといえるでしょう。
その後、ハウスメーカー、大手不動産会社、リフォーム会社、設計デザイン事務所、インテリアショップなどに就職します。

インテリアコーディネーターの年収はどのくらい?
インテリアコーディネーターの収入は、正社員なら平均年収が509万円。日本全体の給与所得者の平均年収458万円と比較すると、やや高めの水準だといえます。
(厚生労働省提供 職業情報提供サイト「job tag」調べ)
ただし、地域や勤務形態(正社員やアルバイトなど)、さらには勤務する会社の規模などによって所得は異なります。
インテリアコーディネーターになるために資格は必要?
インテリアコーディネーターには、同名である「インテリアコーディネーター資格試験」があります。合格率は25%程度とやや難関の資格といえますが、必ずしもこの資格がないと仕事ができない、というわけではありません。
ただ、「インテリアコーディネーター資格試験」を取得していれば履歴書に書けるなど就職活動において有利ですし、仕事上でも依頼主から信頼を得やすくなるため、取得できるタイミングで取得しておくのがベターです。
他にも「インテリアプランナー試験」「色彩能力検定」「カラーコーディネーター検定試験」「福祉住環境コーディネーター検定試験」「キッチンスペシャリスト資格試験」といった資格があれば、インテリアコーディネーターの仕事に活かすことができるので取得しておくといいでしょう。
専門学校 東京デザイナー・アカデミーでは、「インテリアコーディネーター資格試験」対策や「キッチンスペシャリスト」養成講座のカリキュラムにより、スタイリングやコーディネートに関する幅広い知識とスキルを習得することができます。
インテリアコーディネーターの将来性は?
人々のライフスタイルが多様化する中、個々の生活様式に合った住宅やインテリアがますます求められていきます。その際に必要となるのがインテリアコーディネーターです。中古住宅・マンションのリフォームや空き家のリノベーション、高齢者のための住宅リフォームなどの需要も増加しており、インテリアコーディネーターの仕事は今後も一定の需要が見込まれます。
インテリアコーディネーターに向いているのはどんな人?
- 自分の部屋のインテリアを考えるのが好き
- インテリア系の動画やSNSをチェックしている
- ひらめきや新しいものを追い求めるタイプ
- おしゃれなカフェやディスプレイを見るのが好き
インテリアコーディネーターになるにはこの学科!

最適な提案ができるインテリアコーディネーターを育成
資格取得カリキュラムを重点としながら、実際にお客様にコーディネートを提案する際に必要な模型の作り方や実際にインテリアコーディネートの企画・実施など座学だけではなく実技にも力を入れています。デザインの学校だから、色彩感覚なども鍛えることもできます。
インテリアコーディネーターに関連する仕事
- インテリアデザイナー
- インテリアプランナー
- リフォームプランナー
- ディスプレイデザイナー
- 照明デザイナー
- 家具デザイナー
- 舞台美術・大道具スタッフ
- カラーコーディネーター
- 空間デザイナー・プロデューサー
- ショップデザイナー・店舗設計