講師
学生対談シリーズ
建築業界への『就活プロセス』

目標を明確にして行動することが
就活を成功させる
毎年高い就職実績をあげている建築デザイン学科。
コロナ禍で就職状況が厳しくなるなか、就職率100%を維持し、大手企業に内定をいただいている学生も多くいます。
今回は就活成功の秘訣を探るべく、卒業生の井上竜一さん、櫛山莉子さん、瀧本剛祐さんを招いてインタビューを行いました。

井上 竜一さん
建築デザイン専攻
2021年度卒業生

櫛山 莉子さん
建築デザイン専攻
2021年度卒業生

瀧本 剛祐さん
建築デザイン専攻
2021年度卒業生
まずは行動することが大切。
- TDG
- こんにちは。今日は皆さんの就職活動について聞きたいと思います。よろしくお願いします!
- 一同
- よろしくお願いします。
- TDG
- まず簡単に各々の就職先を教えてください。
- 井上
- 住友林業アーキテクノに内定しました。設計、積算、構造など家を建てることを一貫して行う会社です。設計職で内定を頂きました。
- TDG
- 井上君は入学前からこの会社に入りたいと考えてたんだよね。
- 井上
- 住友林業グループに元々入りたい、という目標があって1年生の頃から設計の授業を頑張って取り組みました。
- 櫛山
- 私は石井秀樹建築設計事務所に内定を頂きました。住宅設計をメインとしたアトリエの設計事務所です。
- TDG
- どのようにして就職先を決めたのですか。
- 櫛山
- 事務所の作品をみて自分も作ってみたいと思えたことが決め手でした。
- 瀧本
- 僕は株式会社丹青TDCに施工管理職で内定しました。
- TDG
- どのようなことをする会社ですか。
- 瀧本
- 商業施設などの空間づくりを行う会社です。最近の実績としては、渋谷スクランブルスクエアやグランドニッコー東京ベイ舞浜などがあります。施工管理職は工事の工程管理や材料の発注、職人さんたちの安全の確保などを行う会社です。
- TDG
- みんなは就職活動を早くから始めたと思うけど、どのくらいの時期から始めましたか?
- 井上
- 2年生の5月から就職活動を始めました。最初はいろいろな会社の説明会などにいってみて、気になるところには会社訪問を何社か行いました。住友林業もその中の一社でした。
- 櫛山
- ポートフォリオを作り始めたのは、3月頃からスタートしました。その後、具体的にどの会社に行くかは悩んでしまい、スタートは少し遅れました。
- TDG
- どんなことを悩んだの?
- 櫛山
- アトリエの設計事務所にしようか、企業にするか悩んでいましたね。 実際にアトリエに決めたのは9月頃だったと思います。
- 瀧本
- 僕は3月ころからスタートしました。東京デザイナー学院の就活イベント【デザイナーズオーディション】でスカウトをもらって会社見学、面接を何回か受けて内定を頂きました。
- TDG
- 丹青TDCにいくきっかけは何かあったんですか。
- 瀧本
- 丹青TDCはスカウトを通じて知りました。デザイナーズオーディションが良いきっかけになりましたね。
個別指導でゼロから学ぶ
- TDG
- 学校にはキャリアサポートセンターがあって、みんなはいろいろ相談していたと思うんだけど、どんなことを聞いていたの?
- 井上
- 求人の紹介や履歴書の添削、面接の練習など助けてもらいました。 あと、面接を受ける会社の情報を一社ごと教えてもらえて面接でもとても役立ちました。
- 櫛山
- 企業に就職するか、個人のアトリエ設計事務所か迷っていた時に、 それぞれの特徴を教えてもらえて嬉しかったし、決心できました。
- 瀧本
- 就活の始め方がわからないときにどう始めたら良いかアドバイスをもらえてすごく助かりました。相談したときにすぐに会社の情報をもらえてすごくスムーズに進めることができました。
- TDG
- ゼロから教えてもらった感じだったんだ 笑
- 瀧本
- そうです。笑
面接に行く前には面接の注意点や励ましのメールをくれて、自信のないときにも力になってくれてとてもありがたかったです。
専門性の高いポートフォリオが成功の秘訣
- TDG
- みんなはポートフォリオ制作も学校で自習してやっていたけど、どのように進めてましたか。
- 井上
- えーと、、、
- 瀧本
- 竜一は学校でやってたっけ?
- 井上
- やってた!やってた!春休みとか。
春休みの期間中に学校でポートフォリオ制作の特別授業があって、そこで3Dの作り方を先生にじっくり聞くことができて、形にすることができました。そのポートフォリオのおかげでデザイナーズオーディションではたくさんの企業の方からメールや面接のお誘いをもらえてよかったです。笑 - 瀧本
- 実際の現場を見せてもらいながら店舗の設計を進める授業があり、その授業のポートフォリオに力を入れました。その授業は実際の仕事でお客さんに渡すような竣工図一式を提出します。実際の仕事に使うような仕様図まで、教えてもらいながら描き、製本までして仕上げました。
そのポートフォリオを企業の人に説明すると、実施レベルの製図を教える専門学校が少ないらしく、とてもアピールになったと思います。 - TDG
- 瀧本君はよく学生同士でディスカッションしていたのが印象に残ってます。。
- 瀧本
- 他の学生の意見を取り入れたり、励ましあったりしたことも就活がうまくいった一因だったのかな思います。





