在校生・卒業生の活躍
インタビュー

PD
プロダクトデザイン学科
学内外を超えた積極的なコミュニケーションで希望の職種を掴む。
株式会社SUBARU 小野寺 惟月さん カーデザイン専攻
#卒業生

★学生時代作品

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本校を選んだ理由を教えてください。

私は岩手県出身で、カーデザインを学ぶにあたり、できるだけ早く実践的な力を身につけたいと考えていました。そのため、4年制ではなく2年間で専門的に学べる学校を探していましたが、東北地方にはカーデザインを専門的に学べる環境がなく、進学先を東京まで広げることにしました。将来、自動車メーカーでデザインに携わるという目標に向け、最短距離で成長できる環境だと感じ、本校を選びました。

いつからこの業界を目指していましたか?

自動車業界を目指し始めたのは、進路を本格的に考え始めた頃です。学校に入学するまでは、デザインについて専門的な知識や経験があったわけではありませんが、将来はカーデザインに関わる仕事がしたいという思いだけは強く持っていました。本校に入学してから、基礎からデザインを学ぶ中で、自分の考えを形にする楽しさや難しさを知り、より一層この業界で成長していきたいと考えるようになりました。

入学前授業『AOプレスクール』で学んだこと、楽しかったことを教えてください。

入学前のAOプレスクールには、対面で一度、オンラインで数回参加しました。回数は多くありませんでしたが、デザインの基礎的な考え方や、課題に対する向き合い方を知ることができました。特に、未経験の状態でも自分の考えを形にしてよいという姿勢を学べたことが印象に残っています。入学前に学校の雰囲気や学びの流れを知れたことで、不安が和らぎ、前向きな気持ちで入学することができました。

印象に残っている授業内容はなんですか?

特定の一つの授業というよりも、授業内外を通してクレイで形をつくり続けた経験が強く印象に残っています。最初は思い通りの形にならず苦戦しましたが、何度も削って盛ってを繰り返す中で、少しずつプロポーションや立体の捉え方が理解できるようになりました。ある時、自分のイメージした形に近づけられたと実感できた瞬間があり、それをきっかけにクレイ制作により一層夢中になりました。この経験は、自分の成長を実感できた大きな転機だったと感じています。

在学中一番の思い出はなんですか?

在学中の一番の思い出は、制作に取り組む日々の中で、友人たちと交わした何気ない会話です。課題に追われながらも、制作の合間に交わす他愛のない話や意見交換が良い息抜きとなり、気持ちを切り替えながら前向きに制作を続けることができました。そうした時間を共有できた仲間の存在が、学生生活を支える大きな力になっていたと感じています。

勉強以外でやっていて良かったことは何かありますか?

勉強以外でやっていてよかったと感じているのは、人との関わりを大切にしてきたことです。友人や同級生、先生方との日常的なやり取りの中で、支えてくれる周囲の存在や、当たり前ではない環境への感謝を意識するようになりました。挨拶や礼儀、相手を思いやる姿勢は、日々の積み重ねの中で身につくものだと感じています。こうした感謝の気持ちを持って行動してきたことは、社会に出てからも必ず活きてくると考えています。

就職・デビュー活動に役立った本校のサポートを教えてください。

自動車メーカーのカーデザイン職は就職活動の時期が早く、企業研究や作品準備などを主体的に進める必要がありました。その中で、制作面では先生方に相談に乗っていただき、作品への具体的なアドバイスや方向性の確認など、多くの場面で支えていただきました。現場を意識した指導を受けながら作品の完成度を高められたことが、就職活動において自信を持って臨むことにつながったと感じています。

社会で活躍する人材になる上で、本校のどんな学びが活きてきそうですか?

本校での学びを通して、指示を待つのではなく、自分で考え行動する姿勢が身についたと感じています。制作や就職活動を進める中で、挨拶や礼儀、社会人としての常識は誰かに教えられるものではなく、自分自身の意識次第で身につけていくものだと実感しました。そうした考えを持ちながら、周囲と関わり、責任を持って行動する姿勢は、社会に出てからも必ず活かせると考えています。

今、目標としていることはどんな人や事柄ですか?

今目標にしているのは、特定の人物や出来事というよりも、一社会人としての在り方です。世の中は結局、人と人とのつながりで成り立っていると考えており、挨拶や礼儀、常識を大切にしながら、周囲への感謝を忘れない人でありたいと思っています。人前に立った時に恥ずかしくない行動を心がけ、信頼を積み重ねることで、周囲から自然と尊敬される存在になることが、今の自分の目標です。

業界を目指して進学を検討している方へのメッセージをお願いします。

自動車メーカーのカーデザイン職を目指す場合、就職活動の時期は非常に早く、倍率も非常に高い厳しい世界だと感じています。就職活動では大学生や4年制の専門学生と同じ土俵で競うことになるため、2年制で学ぶ場合は限られた時間の中で、より強い覚悟と努力が求められます。環境に頼るのではなく、自分から考え行動し続ける姿勢が何より大切です。本当に自分次第。ただ、本気で向き合い、諦めずに積み重ねていけば、道は必ず開けると思います。自分を信じて、最後まで挑戦し続けてほしいです。

※掲載内容は、2026年4月のインタビュー当時のものです。