在校生・卒業生の活躍
インタビュー

VI
映像デザイン学科
この作品いいなと思った人に話しかけたり、逆に話しかけられたりして、作品展がきっかけで友達ができました。
フリーランス IshiTchiさん 映像デザイン学科3DCG専攻
#卒業生

学生時代作品

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本校を選んだ理由を教えてください。

私は映像表現の手段として3DCGを学びたかったため、映像デザイン学科内に3DCG専攻のある、東京デザイナー・アカデミーに入学しました。
3DCGを用いながら映像作品を制作していきたいと考えるようになり、腰を据えて技術や作法を学ぶために専門学校へ入学しました。身の回りの映像クリエイターに東京デザイナー・アカデミーの卒業生が多く信頼度が高かった点も決め手になりました。

いつからこの業界を目指していましたか?

映像業界を目指したタイミングは中学生の頃です。 幼い頃から、表現の分野を仕事にしたいと考えていたことと、小学生の頃に始めたネット活動が一番のきっかけです。ネット活動では親の管理の元、実写の企画から撮影、編集の一連を行い、YouTubeに動画投稿をしていました。「編集が上手」というコメントから、次第にモーショングラフィックスに興味を持ち、ニコニコ動画やYouTubeなどで投稿されていた「PV作ってみた」という二次創作のジャンルでMVを制作するようになりました。中学生から、ミュージックビデオの制作やライブ演出等の業務委託を請け負うことが増え、そのタイミングで視覚表現を仕事にしたいと考えるようになりました。

在学中一番の思い出はなんですか?

在学中は常に楽しかったのですが、特に楽しかったのは作品展です。 その中でも特に思い出深いのは、1年生は必ず作品を出展することになるデザイナーズマーケットでの思い出です。D-marketは、初めて周りの人達の映像作品を見る機会であったのを覚えています。「この人こんな映像作るんだ!」とか、作品を見て周り、感想を伝えあった時に「この人はこういう映像好きなんだな」「この人はこんな風に言語化するんだな」と思った記憶があります。この作品いいなと思った生徒に話しかけてみたり、逆に話しかけられたりして、作品がきっかけで友達になったりなんてこともありました。企業様からのお声も沢山頂きとても充実した時間でした。後日では、同校の生徒の書いた感想が一斉に自分の元に届き、自分の作品を多角的な視点で捉えることができるいい機会になりました。

勉強以外でやっていて良かったことは何かありますか?

映像表現以外の表現に触れる時間を作るということと、対人間でのコミュニケーションです。 映像が大好きで、四六時中観ては作ってを繰り返せば繰り返すほど、技術面は高まっていくかもしれませんが、その分、本質を考えることを忘れ、映像ならではの表現に固執してしまったり、他者が表現したものを記号のまま表現してしまうなど、インプット源が枯渇し偏り、盲目的になってしまう気がしています。そのため、気が向いたタイミングで、一度その表現の分野から離れることは大切だと感じています。例えば、図書館や美術館に行くなど、表現に限らずですが、映像以外の時間が充実していればしているほど、制作している作品の厚みや、作風の確立に繋がりやすいなと個人的に考えています。対人関係などがうまくいっていれば、後半に書いたことは自動的に達成されることが多い実感です。自分で言語化しておいてこれほど耳の痛い話は初めて聞きました。

就職・デビュー活動に役立った本校のサポートを教えてください。

業界EXPOに参加した際、今後の役に立ちそうだなと感じたのを覚えています。業界EXPOでは、企業の方が学校へ来てくださり企業説明会を行ってくださるイベントなのですが、企業が求める人材や社風を知ることができました。就職を目指している生徒も、そうでない生徒も、ポートフォリオやリールを含めて、どのようなアプローチをしていけばいいのかが明確になるイベントだと思いました。インターンの際にはキャリアサポートに大変お世話になりました。多方面で様々、手厚くサポートしてくださっており、現在進行形でお世話になっています。

社会で活躍する人材になる上で、本校のどんな学びが活きてきそうですか?

普段の授業で技術面の基礎はもちろんですが、業界で活躍している方々や、企業様が来てくださる特別授業の期間がありました。業界を担う一員として作品に携わる上での心構えと業界の空気感を身をもって知れたのが、今後に活きてきそうだなと思います。フリーランスに対する考え方や温度感などを知れるいい機会になりました。

今、目標としていることはどんな人や事柄ですか?
理由とあわせて具体的に教えてください。

今まで通りフリーランスとして商業作品に携わりながら、映像作家として自分の作品を充実させていくことが今後の目標です。また空間演出やVJにも取り組んでいきたいと考えています。純粋に作品作りが楽しいというのがありますが、自主制作を通して、ディレクションのお仕事や、色々な視覚表現のお仕事の割合を増やしていきたい所存です。

業界を目指して進学を検討している方へのメッセージをお願いします。

専門学校、美大芸大関係なく、まずは技術よりも自分の表現したいことを大切にすることが重要だと考えています。そして、その表現したいことをより鮮明には届けるために表現力が必要である、というプロセスを経て作品作りをしていくことで、より自分の将来像を見出していけるのではと考えています。業界で作品に携わり表現をしていく以上、表現力の習得は一過性のものではなく、培い続ける必要があります。専門学校は、その技術ときっかけをくれるものだと思います。表現をお仕事にしたい人もそうでない人も一度、進学を検討してみてはいかがでしょうか。

※掲載内容は、2026年4月のインタビュー当時のものです。