MOVIE
★作品についてお聞きします
作品のテーマは?
「創るということ」「明と暗」
そのテーマにした理由と、誰に何を伝えたかったかを教えてください。
今回のイベントのテーマが『Control+』ということもあり、「何かと何かを組み合わせる」等の内容が主になりました。そこで私は数多くのパーツから一つの物が出来上がる様を作ろうと考えました。目の前で物がみるみる組み上がるワクワク感を表現しようと思い制作しました。また、私はこの学校で3DCGを学んでおり、これから沢山の作品たちを創り出していこうと思っています。だからモニターとキーボードに焦点を充てています。特定の誰かに伝えようとはしていませんが、強いて言えば「これからの自分」に向けて、「楽しく創っていこうぜ」と伝えたいです。またいつか僕がこの作品を見返した時に初心を思い出してくれればなと思います。
完成までに苦労したこと、それをどのように乗り越えたか教えてください。
個人的な事情でスケジュールがタイトな中、空いている時間を縫って制作しました。そのためモデリングからアニメーションなど各工程にそれほど時間をかけることが難しく、効率的に仕上げる必要がありました。その中でも特に力を入れたのはカメラワークとアニメーションです。オブジェクトが少なく、シンプルな環境だったのでアニメーションで見どころを作る必要がありました。緩急をつける時はなるべく大袈裟に、大胆な動きになるように注意をして作りました。しかし、音源を後付けにしたので、音を合わせるのが非常に難しかったです。レンダリングした映像のデュレーションを変更してタイミングをうまくズラしたり、音源をミックスさせて長さを調節したりすることで音源との誤差を少なくすることができました。他にもマテリアルを少しこだわったり、発光したプレーンを動かしてシンプルにさせたり等の工夫をしました。
卒業後の目標と、目標に向けてチカラを入れていきたいことを教えてください
これは僕の夢ですが、僕は死ぬまでに沢山の芸術作品を産み出したいと考えています。絵画・音楽・舞踊・彫刻・文芸・映像と、この世には沢山の種類の"芸術"があります。私はこれらを総て体験し、そして創り出したその作品たちを自分の側に並べてこの世を後にしたいと思っています。従ってCGで作品を産み出すことはもちろん、様々な芸術を組み合わせて、心の奥底の何かを表現することに尽力したいです。映像作品に限った話ではありますが、テーマは「三原色」として赤・青・緑のそれぞれの色から連想される「感情」を表現したいと考えています。ポップで楽しいプロダクション映像からフルCGのストーリーテラー作品などを制作していきたいなと考えています。
制作ソフトについて
今回の作品は編集以外全てMayaを使用して制作しています。冒頭のテキストモーションもMaya内でアニメーションさせています。その後AEで画像を繋いで映像にし、プレミアプロで音源に合わせて編集しました。
※掲載内容は、2025年11月のインタビュー当時のものです。
