受賞歴
1年生学園祭 優秀賞
★作品についてお聞きします
作品のテーマは?
作品を描く際のイベント全体のテーマは「control+」ですが、作品内容のテーマは「ホラーコメディ」です。大枠のあらすじとしては、霊感をもつ主人公が初めての一人暮らしで事故物件に住み、そこで幽霊と出会うというものです。最初のページでは一見怖そうに見えるのですが、主人公や幽霊のキャラクター性で読者の方々に「楽しく読んでもらえる」ことを意識して描きました。
そのテーマにした理由と、誰に何を伝えたかったかを教えてください。
Designers-Marketのテーマ「control+」を、私は内容ではなく制作過程に組み込みました。 学科からの「最大12ページのオリジナルマンガ」という条件の中で、どう物語を展開するのか、どう主人公や登場人物を動かすかをコントロールするか、という風に解釈しました。作品内容のテーマとしては、コメディの方が話が進め易く、描くのが楽しいと思ったからなのと前から描いてみたかったことが理由です。この短い作品を読んで主人公がどんなキャラクターなのかを友人や幽霊との会話から伝えられたら幸いです。
完成までに苦労したこと、それをどのように乗り越えたか教えてください。
人生で初めて原稿を完成させたので全ての工程で苦労はしましたが、スクリーントーンの作業が1番苦労しました。アナログでの作画ということもあり、原稿作業自体が不慣れなので、主にスクリーントーンのカットではとりあえず狙った場所からはみ出さないように、慎重に作業を進めました。 あとはとにかく「決められた期日に間に合うように完成させること」を目標に制作しました。
卒業後の目標と、目標に向けてチカラを入れていきたいことを教えてください
現時点での卒業後の目標は、出版社の新人賞をとって、デビューすることです。今回の作品は学校で行われた出張編集で編集の方に直接見ていただいたので、今後は次の目標であるデビューに向けて、新しく読み切りの作品をつくることにチカラを入れていきたいです。
メッセージ
今回ホームページに載せていただくことになり、とても光栄に思っています。作品を読んでくださった皆様には、主人公がこの後どんな幽霊と出会っていくのか、キャラクターの今後の生活について想像していただけると嬉しいです。
選考した先生からのコメント
初めての原稿制作の機会ということで、学生の皆さんにまずクリアしてもらいたいことは何よりも「完成させること」です。ひとつの物語を完結させるためのまとめ方、ひととおりの制作を自分だけの力で終えられるかどうかなど、作品の完成には多くの要素が必要となります。この作品では、最初のハードルをクリアしてなおかつエンターテインメント性(読者を楽しませること)にも注力されていました。作画の丁寧さも併せ、素晴らしい一歩になったのではないかと思います。今後も初心を忘れず頑張ってほしいです。
※掲載内容は、2025年11月のインタビュー当時のものです。
