★現在のお仕事についてお聞きします
この業種、仕事を選んだキッカケは何ですか？
新卒で入社したショーウィンドウなどディスプレイ関連の会社での経験（一年間ですが・・・）を経て、ブランドイメージの表現や、世界観をつくる仕事がしたいと思っていたところ、株式会社bird and insect でのプロップスタイリストインターンの求人を見つけ、撮影という世界に飛び込みました。
どのような業務をされていますか？
プロップスタイリストのアシスタントとして、案件ごとに必要なプロップをリサーチ・収集したり、時には自分の手で制作もしています。
また、企画書や絵コンテの作成、撮影現場では準備や片付けはもちろん、スタイリングの補助を行っています。
仕事の魅力、やりがいを教えて下さい。
使用するプロップ、色彩、さまざまな質感の素材の組み合わせ次第で、どんな印象・イメージでも作ることができることが魅力です。色が同じでも、使うプロップの質感次第で与える印象が大きく変わるので、そこが難しいところでもありつつ、面白い部分でもあります。撮影しながら、より良く仕上げるためにライティング含め臨機応変に調整を重ねている瞬間も、個人的にはとても好きです。
今後の目標を教えて下さい。
"こういうイメージのスタイリングなら誰にも負けない" という得意な分野を構築したいです。
学生時代についてお聞きします
どんな勉強をしていましたか？
Vectorworks を使用した２D 図面や３D を作る授業や、内装などを表現するためにパースの描き方を教わりました。Illustrator、Photoshop の基本操作も教わりました。最初はとても難しかったです。ショーウィンドウやイベントを盛り上げるディスプレイのデザインも学びました。
お気に入りの授業は何でしたか？理由もお願いします。
専攻にも選んでいた空間演出デザインの授業です。舞台を作る授業があったので、ペンキを塗ったり壁の組み立てをしたり、一番体を動かすことが多く楽しかったです。実際に舞台を開演し、役者さんが入った状況を見ることができたり、照明の調整をしたり、とても印象に残っています。
学んだことのなかで、現在も役に立っていることは？
手書きのパース、Illustrator を使用した作業、ショールームに見学に行った経験も役立っていますし、図面がわかること、模型作りの経験、色彩の授業など・・・。学んだ全てが役に立っている気がします。笑
授業の中で、頭の中のイメージをアウトプットする訓練がされた気がして、これが一番役に立っています。
学生生活でオススメの過ごし方は？
課題もバイトも遊びも全部やりましょう。行ってみたい、やってみたいと思ったことはバイトを休んででもやったほうが良いです。
一番思い出に残っていることは？
卒業制作の制作期間です。自分の作品作りも良い思い出ですが、友達が全身全霊で作品作っている光景が忘れられません。（仕事風景が見れないから余計覚えてます。）みんな真剣に向き合っていて、かっこよすぎました。
★就職活動についてお聞きします
就職活動で大切にされていたことは何ですか？
やってみたい仕事かどうか、仕事内容を重視していました。
就職活動で悩んだ時、どのように乗り越えましたか？
友達に相談したり、求人を見漁りました。開き直って、遊んだりもしてみました。
この学校を選んだ理由、決め手になったことは？
先生方の穏やかな雰囲気と、親身になって相談に乗ってくれる優しさが決め手でした。その他大勢の中の一人としてではなく、きちんと自分に向き合ってくれる気がしました。そして、本当にそういう方々でした。卒業した今でも、会いたいなー。とよく思います。
夢に向かって頑張る「高校生」に向けてアドバイスをお願いします
分野選びのポイント・視点は何ですか？
なにができそうか、ではなく、なにをしてみたいか、で選んでみても良いのかなと思います。今からやればきっとなんでもできるようになりますし、先生が助けてくれます。
専門学校へ入学前にやっておいたほうがいいことは？
この学校にはプレスクールという制度があるので、絶対に活用したほうが良いと思います。
高校生に熱いメッセージをお願いします！
学生という状況を楽しんでください。私も学生もう一度やりたいです。クリエイティブなことがひとつひとつできるようになる感覚は、今までになくとても楽しいので、ぜひチャレンジしてください。
