受賞歴
卒業制作 審査員特別賞
★作品についてお聞きします
作品のテーマは?
この作品は、「くすっと笑えて見た人が少しだけ元気になれる映像」をテーマに制作しました。
また、こんな人間もいるから大丈夫だよ、みたいな明るいメッセージを作品全体のイメージとしています。
特に今作は主人公がとにかく不憫な目に遭うので、視聴者側がつい応援したくなってしまうような作品になっています。
そのテーマにした理由と、誰に何を伝えたかったかを教えてください。
もともと我々二人はコメディーやギャグなどの笑えるコンテンツが好きだったこともあり、卒業制作はそういった好きなものを詰め込んだ作品にしたいと考え、このテーマを設定しました。
また、制作をするにあたって自分たちが楽しいだけの一人よがりな作品にならぬよう、見ている人にも元気を与えられる作品にしようという思いも込めました。
この作品は、日々の些細な失敗の数々をコミカルに描くことで「人生こんなこともあるか」と失敗をポジティブに思ってもらうことを意識しています。
失敗の積み重ねで自信を無くしたり不安になることが多い世の中でも、自身の頑張りを知ってくれている人がいて、支えてくれる人もいる。
そんな温かさを観ている人に少しでも感じてもらえたらうれしいです。
完成までに苦労したこと、それをどのように乗り越えたか教えてください。
企画段階ではあまり苦労はしなかったのですが、その後のストーリー構成に苦戦しました。
小ネタを出してみたはいいものの、その小ネタたちをどうまとめていくか、オチへの導線や伏線回収の方法などとにかく考えることが多かったです。
構成を考えるという視点でドラマや映画を観ていると、一つ一つのシーンに緻密な構成の意図が隠れていることがわかり非常に勉強になりまし た。また、先生に積極的にアドバイスを求めながら一つずつ構成を見直していき、「シーンやカットに意味を持たせる」ことを意識してストーリーを 構築していきました。
先生やメンバーと長く話し合い、客観的に作品と向き合いながら制作して、ストーリーはこのような形にまとまりました。
編集は基本的に一人で編集だったのですが、色味やカット等で悩むこともありました。ですが仲間の意見や先生のアドバイスを参考にしたことで 見ごたえのある映像に仕上げることができました。
卒業後の目標と、目標に向けてチカラを入れていきたいことを教えてください
卒業後はそれぞれ就職するため、今作のような自分たちで企画して作品を制作するのがしばらく困難になるかと思います。
ですがどんな時でもクリエイターの心を大切にし、いつかまた今作のような長編のオリジナル作品を製作する事を目標にして頑張っていきたいと考えています。
その為に今後はより実践的な技術を習得するため、映像業界で働きながら様々なスキルや表現力を磨き続けて行きたいと思っています。我々がこれまでに学校で学んできたスキルに、実際の現場で経験した実践的なスキルが加わることで、さらに見ごたえのある作品が制作できると考えています。ですので今後も働きながら空いてる時間を使ってちょっとした作品を製作し、一人の映像クリエイターとして頑張っていきたいと思います。
作品の見どころ
今作は主人公に様々なツイてないことが降りかかってきますが、その中でも上司に詰められる場面や路地裏で輩に絡まれる場面など友達に手伝ってもらっている場面が見どころです。
役者専門で勉強している姉妹校の方に依頼することも検討しましたが、今作は卒業制作の作品ということもあり同じクラスの友達に手伝ってもらいました。
撮影ではスケジュール調整に苦戦してしまい、予定がうまいこと合わなかったりや想定外のトラブル等で難航することもありました。
ですが撮影に快く協力してくれたおかげで無事完成させることができました。友達も俳優専門でないにもかかわらず、とても見ごたえのあるお芝居をしてくれたので、とても素晴らしい作品に仕上がりました。
