在校生・卒業生の活躍
インタビュー

MG
マンガ学科
自分にしかできないことで、人の心を動かしたい!
村松 菜月さん マンガ専攻
#在校生 #再進学
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★学校生活についてお聞きします

学生生活でオススメの過ごし方は?

神保町校舎702教室はマンガ学科の学生が自由に使えるスペースになっていて、そこで空き時間や放課後を過ごすのがオススメです。作業スペースの他にマンガや資料の棚も設置されており、いろんな作品を読んだりマンガ制作をしたりできます。家では集中できない私のような人にはありがたい施設です。また学校の周辺にはカフェやレストラン、文具店もあり、友人たちと買い物をしたりマンガの話をしながら食事をしたりと、充実した学校生活を送ることができます。

どんな勉強をして、何にチカラを入れていますか?

今は1年生ということもあり、「マンガを作るための基礎」を学んでいます。1年の前期(ファーストステージ)は、基礎を学ぶための授業が揃っていて、マンガの基本的な仕組み、ルールから学べるのがありがたいです。その中でも私が特に力を入れているのは「画力」に関する勉強です。絵はマンガを読む読者、編集者から見て一番巧拙がわかりやすい部分ですし、絵の印象でそのマンガを「読むか読まないか」や「ワクワク感や期待度」が決まると思うので、絵の基礎となる部分には特に力を入れています。

お気に入りの授業は?理由もお願いします。

「キャラクター造形」の授業です。「人体の形や動きをもう一度確認して描いてみる」授業なのですが、「キャラクターの顔は描けるけど身体が描けない...!」という学生にはかなり大切な授業のひとつだと思います。自分が描いたキャラクターに対して、「ここがちょっと不自然だから、こうするともっと良くなるよ」と具体的なアドバイスをもらえるのが魅力です。またデッサンやクロッキーと少し違うのは、マンガ独特のデフォルメの仕方に対してもアドバイスをもらえるということ。自分が描きたい絵柄を探りながら授業を受けることができます。

卒業するまでに身につけておきたいことは何ですか?

「プロとしてやっていけるだけの画力」と「マンガを読ませる演出・仕掛け作りの力」です。絵やストーリーはもちろん大切ですし、プロとしてやっていくためにお金をいただいても恥ずかしくない作品をつくる力をつけたいと考えています。けれどマンガにはその他にも読者を惹きつけるためのキャラクター作りや演出など、マンガ独自の手法がたくさんあります。学生のうちになるべくたくさんのことを学び、多くの引き出しを作っておくことで将来お仕事をしていく上で役に立つのではないかと勉強に励んでいます。

卒業後の目標を教えてください

もちろん連載を持つことです!マンガ学科の生徒の多くは同じ目標を持っているのではないでしょうか。自分は少年マンガが好きなので少年誌を目指していますが、今はダークファンタジーブームも落ち着き、また新たなジャンルがブームを起こす境目の時期に来ているのではないかとワクワクしています。現在ではジャンルも多様化していますし、紙ではなくWebという選択肢もあります。自由に選択できるというのがマンガ家を目指す良さですし、将来に向けて自分がどんなマンガを描くのに向いているのか探っていけるのがこの学校の良さでもあると感じます。

★高校時代のことについてお聞きします

専門学校に行こうと思ったキッカケは?

「自分にしかできないことで、人の心を動かしたい!」と思ったからです。私は高校大学を卒業したあとに、社会人として働いていた経験があるのですが、そのすべてが「誰でもできる仕事」でした。様々な会社でお仕事をする中で、私は現代の不安定な日本では「誰でもできること」よりも「自分にしかできないこと」に価値があるように思えたのです。「どうせ働くのなら、自分の手で、自分が納得のいく商品(作品)を作ろう」「それをするためには趣味として描いていたマンガを極めるのがいいのではないか」という考えにいたり、入学を決めました。

学科・専攻・コースを選んだ理由は?

一番の理由はやはり「マンガが好きで、描けるようになりたいから」です。入学前まではあくまで趣味としてマンガを描いていたのですが、「自分が好きで得意なこと」をさらに伸ばして仕事ができるレベルまでにしたいと考えたときに「マンガだ」と感じてこの学科を志望しました。東京デザイナー学院にはイラストやコミックイラストといった絵に関する別の学科もありますが、マンガ学科は物語を通じて感動を届けるという側面も持っています。絵が好きで、なおかつストーリーを通じて人の心を揺さぶりたいと考えている人にはうってつけの学科だと思います。

この学校を選んだ理由、決め手になったことは?

まず先生方が親切だったからです。東京デザイナー学院の先生たちは学業だけでなく、プライベートな内容でも相談にのってくれます。一人暮らしや奨学金の不安など、丁寧に教えてくれる先生たちが多くいるので安心して学校生活を楽しめます。また、学校は神保町という「本と出版の町」にあるので、持ち込みがしやすかったり、卒業生の中でもマンガに携わっている人たちと気軽に交流できるというのが強みだと思います。かなり街中に学校があるので通学も便利ですし、買い物をしたりお昼ご飯を外に買いに行こうといったことができるのがありがたい点でもあります。


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