【アニメーション科】OB・境宗久さん特別講演会!

2017年5月19日 | By tdg-a | Filed in: アニメーション科.

こんにちは!
東京デザイナー学院アニメーション科です!

今回は、東京デザイナー学院アニメーション科の卒業生で
監督・演出などのお仕事を手掛けられている、
境宗久さんを特別にお呼びして、お話を伺いました!!

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境さんのお話をたくさんご紹介したいのですが、
来ていた人だけの特権!!ということで、割愛させていただきます。
今、学生のみなさんへのアドバイスだけ、
抜粋して少しだけ、ご紹介させていただきます。

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【学生時代に印象に残っていること】
作品作りの思い出が多いですかね。
1年生の時は、周りに絵がうまい人がやたらいたので
絵をうまくしたいと思ってデッサンのゼミを受けに行ったりもしていました。
1年目はとにかく画力が足りないと思って絵を描いていた。コソコソ漫画描いたりしてました。

2年目に、山形へキャラバンに行ったときの作品制作は印象に残ってます。
こどもたちに、このカット繋ぎじゃ伝わらないかなと思っていたけど
上映会のときちゃんと伝わった様子が見られたときは、嬉しかったです。
感動しました。

後に、就職してこども向け作品を作ることになったとき、
キャラバンでこどもたちにしっかり伝わったという経験があるので、
指摘されても、いや、この流れで伝わるはずです、って、経験を信じてやっていくこともありました。

卒業制作では、僕らのグループが30~40人で制作していたから一番多かったんじゃないかな。
その頃はまだセルで動画描いて色塗って撮影して、大人数でやったのは初めてだったのでいい経験でしたね。
バイトで来ないやつもいるし、どうやってまとめればいいかというのも経験になりました。

【学生のうちに、力をいれてほしいことは何ですか。】

友達を大事にしたほうがいいんじゃないかな。
自分で一生懸命動いて来たら、同期の人もそれなりにキャリア積んで、
急に頼りにできる人が現れたりします。
作品作りは人づきあいだと思うので、横のつながりを大事にできたらいいかなと思います。

【やっておいたほうがいいこと】

悩むのですが・・・いろんな経験を積んでおけばよかったなと思います。
もっと時間があったはずで、もっと絵を描いておけば、
もっと映画をみておけば、もっと美術館に足を運んでいたら、と。
時間があるときにできることをやればいいんじゃないですかね。

学生時代に僕は1日に映画館で4本はしごして見たり、
1日中美術館にいりびだったりしてたけど、
みるだけじゃなくて描けばよかったなと思います。
時間あったのに何でやらなかったんだろって思うことはあります。

上手くなるのはとにかく描くしかないし、
デッサンって感覚的に描けばいいものではないので
とにかく描いて描いて、演出なりたいんだったらいろんな本読んだり
実際に自分でコンテ切ったりしてみたらいいと思います。

前、カットの割り方とかまったくわからなかった同期の方がやってたのは、
映画を自分で一つコンテに起こしてみるというのをやっていました。
本人は勉強になったといってましたね。
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【演出になるには画力が必要だと思うのですが、
制作進行になったとき、絵を練習する時間はないと思います。
卒業する時点で、画力があったのでしょうか。】

なかったですね。そこまで描けませんでした。
演出は、絵が描けないってことはあります。
でもしっかりしたコミュニケーションがあれば、描けなくてもできる。
でも、描けるのに越したことはないです。
僕はなるべく絵は上手いほうがいいなと思って、
でも隙間の時間なんてないからもう実践で、絵コンテを描きながら、
レイアウトのチェックをしながら、上手い人の絵を見ながら、
描かないと上手くならないので、実践で画力を上げていきました。

【演出になるために何を意識したらいいか。】

僕は、自分の中でいろんなものを意識して見ることかなと思います。
雨降ってるときってどういう情景に見えるとか、
雨降ってるときに起こりうることって、どんなことかなとか。

例えば、鎌倉の蓮畑に行った時、雨が降っていたんですけど、
葉っぱに水が溜まって、いっぱいになると、葉が倒れてこぼれていく。
それが、畑のあちこちで起こっていく情景が印象的で、
それを作品の中に取り入れてみたこともあります。
いろんなものを観察することを意識してますね。

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【最後に】
会社に入ったばかりだと、僕は結果をだしたい、はやく演出にしてくれと思っていたんです。
その気持ちを持ち続けるのはモチベーションを保つ上でいいことでもあるけど
まずは、一つ一つ目の前にあることを丁寧にやる。
それは絶対に無駄にならないと思います。
腐ったりするのが一番つまらないことなので。
やっていく中でも、何かしら仕事の中に楽しみを見出すことができると思います。
それを自分のモチベーションにしていけるんじゃないですかね。

それが楽しくなって来たら、もっとうまくまわすにはどうすればいいかとか考えていけばいい。
一つ一つやれることをやることだと思います。
この先で、大きなことをやるんだ、そのためには今、できることをひとつひとつ目の前のことやるんだってのが大事。
すると、やってく中で自分の考えも構築していけると思うので、頑張ってください。

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他にも学生時代・進行時代・演出時代・監督時代、
作品のこと、会社のことなど、たくさんお話を伺いました。

自分がやりたいことを、常日ごろ積極的にアピールする大切さ。
自分の経験や、横のつながり、友達や縁を大事にしてきていらっしゃることが、
ビシっと伝わってくる、貴重な時間でした。
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学生も、心打たれた方が多く、
お話を聞いたあと、就職や卒業制作のことまで、
今、やる気を出してもっと励もうという姿勢がみられる学生が増えてきました。
本当にお話を聞かせていただけて、嬉しかったです。
まずは目の前のことを一つ一つ、頑張っていきます!

境さん、そして、今回のご縁を繋いでくださった卒業生の福田さん、
お忙しい中、時間を作ってお話してくださって、
本当にありがとうございました!!
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